SILVENT SAFETY NEWS

あなたの作業環境は安全ですか? OSHA(米国労働安全衛生局)の基準値は安全のシンボル!

OSHAの基準値は、安全を保証するための重要なよりどころです。エアガン・ノズルまたはオープン・パイプの下流側の空気圧の測定値が、基準値によると、30psi(210 kpa)を越えてはなりません。空気圧がそれより高い場合に、オープン・パイプまたはエア・ノズルの吹出し口が、手や身体の一部によって塞がれるようなことがあれば、空気が皮膚を浸透して血流に入り込み、重大な障害につながる恐れがあります。
SILVENTの安全ノズルは、吹出し口が完全に塞がれないように、また、生じる背圧が30psi(210 kpa)を越えないように設計されています。オープンパイプによるエアーブローでの事故が毎年発生しています。失った視覚や聴覚を取り戻すことはできません。
SILVENTのセイフティ・ガンは、すべてOSHAの安全規則を完全に満たしており、より安全な作業環境を提供します。

OSHAとSUVAの要件

多くの国では産業分野の圧縮空気の使用について厳しく監視されています。現在、カナダや米国、西洋諸国の多くでは、圧縮空気と皮膚との接触に関する要件が定められています。それは塞栓症を引き起こす恐れがあるためです。OSHA No 1910.242(b)では、「圧縮空気は、210kpa(30psi)未満に低減しなければ清掃の用途に使用してはならない」と規定してこれらの要件を満たすために、SILVENTノズルには噴き出し口に長いノーズと保護用 フランジを設けています。このデザインによって、 ノズルと加工物(または作業員の体の一部) との間に常に十分なスペースが確保されます。このスペースのおかげで(図を参照)供給圧力を1000kpa(143psi)未満に制限されている場合でも、停滞圧力を許容レベルまで十分に低減させることができます。SILVENTのデザインでは、ノズルが塞がれることはありません。

SILVENTノズルは、安全でOSHAの安全要求条件を満たし、Swedish Worker’s Protection Agency (スエーデン労働者保護局)とEU Machine Directive (EU機械指令) のより難しいノイズ管理要求も満たしております。

セイフティ・ガン使用における最優先事項

安全性

技術は、かつてないほどの速度で進展しています。我々が使用する機械や電子による補助器具の性能も、日増しに向上しています。しかし、最先端の技術革新によって、我々の生産能力が向上すると同時に、傷害が発生するリスクも増大します。我々の道具はますますパワフルになり、唯一そのペースに追いつくことができないのは我々の身体です。

自動車業界では、より高速でパワフルなモデルが求められる傾向にあります。その結果、大事故が多発しています。事故件数が増加するにつれ、より適切な安全基準を求める声が高まります。今や、シートベルトやネックレスト、エアーバッグ、ABSブレーキは、当たり前になっています。しかし20年前は、そうではありませんでした。現在、20年前の安全基準を適用した新車を買おうなどとは誰も夢にも思いません。

作業場では生産ペースが上がり、より高い業績目標が設定されているにもかかわらず、安全性は一般的に向上しています。しかし、ほとんどの製造工程のどこかの箇所で、清掃や乾燥に圧縮空気が使用されています。極めて生産性の高い今日の企業で、エアーブローに伴う聴覚の障害や、目の損傷が発生するリスクが増大しています。

圧縮空気は、多量のエネルギーを蓄えることが可能なエネルギー源であり、不適切な方法で使用すれば、重大な事故を引き起こす可能性があります。傷害を招くリスクを伴うにもかかわらず、オープンパイプ・エアーガンがいまだに多くの場所で使用されています。

Silventは、安全を最優先します。我々は、圧縮空気による清掃作業に伴うリスクを最小限にとどめることを目指し、製品の開発・改善に努めてきました。

Silvent独自の、特許取得済みセイフティ・ガンおよびエアーノズル・システムは、安全性、騒音規制、省エネに関する政府当局の厳しい要件を十分に満たしています。

米国では、作業場の安全は、OSHAの規則によって管理されています。OSHAとは、労働安全衛生局のことです。圧縮空気の使用については、OSHA規則の§1910.242(b)の項に規定されています。この項では、圧縮空気での清掃作業で発生する飛散チップからの保護、および圧力に関する安全規則が定められています。
29CFR §1910.242(b)の項では、「一般の手持ち式および可搬式の空気圧道具」に関して規定されています。

清掃に用いる圧縮空気
「圧縮空気を清掃の目的で使用する場合は、空気の圧力を30 psi未満に低減させ、飛散チップから守るための効果的な保護措置を講じ、保護具を装着していなければならない」

またOSHAは、条項の解釈についての説明書も出している。OSHAの手引書STD 1-13.1には、以下のように記載されている。

「3.解釈。「30 psi(210 kPa)未満に低減させる」というフレーズは、清掃の目的で使用するノズルの下流側の空気圧(ノズル圧力)、エアーガン、オープンパイプ、またはエアーランス等の吹出口の圧力が、完全な静止状態で30 psi(210 kPa)未満の圧力レベルを維持しなければならないことを意味する。」動的な気流については、万一、吹出口が塞がれるようなことがあっても、主要な吹出口の静圧が30 psi(210 kPa)を超えてはならないと規定されています。これらの規定は、万一ノズルが塞がれたり、詰まったりした場合の背圧の増大を防止するために必要です。これは、決して、ノズルの開口部の直径を制限したり、流量を制限したりすることを意味するものではありません。
「チップから守るための効果的な保護措置」とは、その大きさにかかわらずチップや粒子が、作業員や近くにいる人々の目に入ったり、皮膚に当たったりするのを防ぐための、何らかの対策または装備を施すことを意味します。こうしたチップ保護装備は、おそらくノズルと別個に使用されます。シールドやバリアがこれに当てはまります。一般に、保護エアーコーンを使用すると、作業員を十分に保護することはできますが、付近にいる人々を飛散チップや粒子から守るには、おそらくスクリーン、またはシールドが必要です。

Silventのセイフティ・ガンは、すべてこれらの規則を満たすように設計されています。

「Silventの製品は、安全性、騒音規制、省エネに関する政府当局の厳しい要件を十分に満たしています」

Silventのセイフティ・ガンはすべてEU機械指令の騒音規制要件およびOSHA安全規則を完全に満たしています 。

昔は、騒音の出る機械は、強さ、力、富の象徴でした。人々は、騒音に慣れてしまい、音の大きい機械を、収入や存在感を表すものとして容認していました。騒音にさらされている人々が、聴覚障害を引き起こしたり、聴覚をほとんど失ったりしても、職業に必然的に伴うものだと考えていました。今日我々は、こうした不合理な考えを受け入れる必要はなくなりました。職場でも家庭でも、騒音を低減あるいは排除することができます。単に人々に危険性や恐れを認識してもらえれば、騒音対策を講じることが可能です。多くの専門家や研究者は、騒音公害を現在の最大の環境問題の一つと見ています。

騒音問題は、多くの政府機関の注目を集めるようになりました。EU機械指令と米国のOSHA規則ではともに、日常の最大騒音レベルが規定されています。万一規制値を超えるようなことがあれば、原因を調査する必要があります。是正措置を立案し、スケジュールを組んでそれを実施しなければなりません。現実的に可能な限り、騒音を規定値未満に低減させる必要があります。

規制当局の要件を満たす際に、エアーガンが決定的要因になることがよくあります。一般に、騒音源で音を低減させるのが、最も効果的で経済的な解決策です。

EU機械指令§1.5.8の規定
「機械の設計・構成は、空中を伝わる騒音の発生に伴うリスクを最低レベルに抑えるように行うものとする。この際、技術革新、既存の騒音低減装置を採り入れることを考慮し、特に、騒音源で音を低減させるものとする」

さらにEU機械指令では、騒音規制対策の経済面での実現可能性について以前に言及していたことが、今や無効であると述べています。EU機械指令の第一の目的は、企業や国が、健全な作業環境を犠牲にしてまでも、競争力の強化を図ることがないようにすることです。

Silventのセイフティ・ガンと安全ノズルを使用すれば、最も厳しい騒音規制の要件をも満たすことが可能です。すなわち、EU機械指令やOSHAの規則に難なく適合させることができます。

省エネルギー
どの企業にも内には、常にコスト削減への強い望みがあります。エネルギーコストをはじめとした経費のすべてが綿密に調査されます。電気エネルギーは、ほとんどすべての圧縮空気生成に用いられている代表的なエネルギーです。圧縮空気の使用に関連した省エネは、その効果が極めて高いと予測されるにもかかわらず、見過ごされてしまいがちです。たとえば、リサイクリング、圧力の低減、漏れの排除、効率的な使用を実施することによって省エネを実現できます。

経費節減と少なくとも同じくらい大切なことは、快適性や生活の質の向上に向けた省エネ対策への投資です。ますます多くの人々が仕事への満足感と人間の実績との関連を理解するようになりました。たとえば、圧縮空気による清掃作業を行う場合に、安全ノズルを付けた、適切な寸法のセイフティ・ガンを使用すると、エネルギーコストを削減できるうえに、騒音レベルを大幅に低減させることができます。

導入する圧縮空気の大きさを決定する際に、エネルギーコストが重要な要因になることは明らかです。したがって、性能や質に関する要件のみならず、エネルギーの有効利用に関する要件をも満たす解決策を見い出すことが大切です。この両方の基準を満たす装置を購入した場合のコストの増加分は、長い目で見れば有効な投資になります。

Silventの特許取得済みセイフティ・ガンと安全ノズルを使用すると、圧縮空気をさらに有効に利用することができます。作業場で用いる圧力を低減させることができ、作業面でも同じ成果を維持できます。圧力を低減させると、騒音レベルが低下するとともに、エネルギー消費量も削減されます。

作業場ではいつも、適切な箇所に適切な圧力、すなわち、高すぎず低すぎない圧力を用いるように努められています。作業圧力は、電力要求量に直接影響を及ぼします。圧力が高ければ、当然、エネルギー消費量も多くなります。作業中の圧力損失を見込んで作業圧力を上げると、必ず運転費が増加します。具体例を挙げると、バー1本分だけ圧力を上げた場合、エネルギー消費量が約8%増加します。それに相当する圧力の低減は、同じ額の利益の増加につながります。